釧路=白糠110周年記念入場券
根室本線・白糠~釧路間が開業して昨年で110周年になりました。
この区間が北海道官設鉄道釧路線として開通したのは明治34年のことで、庶路・大楽毛の2駅も同時開業しています。それからは白糠から西に進むように延伸し、4年後の明治38年には帯広まで開通しています。新富士駅は大正12年に、西庶路駅は昭和16年に信号場として開業後、昭和27年に駅に昇格しています。新大楽毛駅だけはJR化された昭和63年の開業です。
それを記念して釧路・白糠の両駅で昨年4月より台紙付きの記念硬券入場券セット(白糠・西庶路・庶路・大楽毛・釧路)を発売しています。発売から1年以上経った今年7月に私が釧路を訪れた際にも残っていたので購入しました。ダッチングで日付も入れてもらったんですが、110周年は平成23年だったので、平成24年だと1年遅れていたりします。
JR北海道の一部有人駅ではB型硬券の入場券を発売していますが、このセットで発売されている西庶路・庶路・大楽毛は無人駅なのでこういった記念用途でなければ入場券の発売はなく、趣味的には珍しいものです。でも、なぜ新富士と新大楽毛の両駅はないのかちと疑問ですが…。
釧路駅在庫分は売り切れたようですが、白糠駅では駅での発売以外に郵送依頼も受け付けているようですので、興味のある方はどうぞ。