昨年12月に久しぶりに門司港駅に行ったときのことです。これからどの会社も有人窓口が減っていくのは確実なので、訪ねた駅にみどりの窓口やPOS窓口があれば入場券+αのきっぷを買うことにしています。
そこで、マルスの入場券を買おうとしたら、
窓:「(サンプルを指して)こちらの記念券の方はよろしかったですか?」
私:「あれ?これデザイン変わりました?」
窓:「駅舎が新しくなってからのものです」
私:「じゃあそっちも一緒にください」
こんな感じであっさり釣られたので、窓口のねーちゃんにとってはチョロい客だったと思います。
記念券とはこのような栞タイプのもので、2010(平成22)年11月から常時発売されています。大人用が昼バージョンと夜バージョンの2種類あり、小児用はありません。
門司港駅は老朽化が進み耐震性に問題がありと判断されため、耐震補強と2代目駅舎の竣工時の姿へ戻す工事が2012(平成24)年9月から始められました。改修前は使われている木材はところどころ朽ちていて、塗装もいたるところで剥がれていて、素人目に見ても状態が良くないのは明らかでした。
その工事はが一昨年3月に完了し、今の姿になりました。そもそも色が変わりました。また、上の写真の庇も竣工時にはなかったもので、この工事で撤去されています。「門司港駅」の看板もなくなりました。上の駅舎の方が見慣れていたので違和感はあったんですが、これが本来の姿と言われると納得するしかありません。
ちなみにデザインが変わる前の2010年11月から発売されていたものはこちらです。以前は窓口で発行日の日付印を押してもらえず、希望であれば改札でチケッターの日付を押してもらう仕組みでした。それにしても、夜バージョンは駅舎が右に傾いてるように見えるんですがね...。
新しい駅舎がオープンしたのが2019年3月で、消費税増税で入場料金が160円から170円になったのが2019年10月だったので、現行デザインの160円券があったのか密かに気になります。