続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

2006-01-01から1年間の記事一覧

「おわら」に行ってきました1

「おわら」に行ってきました1 (高山線・猪谷) 「おわら」とは毎年9月1日から3日間富山県八尾町(現在は富山市に吸収合併)で行われる「おわら風の盆」という祭りです。祭りというのは正確な表現ではないかもしれません。街中で行われる民謡行事といっ…

東羽衣

南海羽衣(東羽衣)接続 南海電鉄はおもに大阪南部~和歌山北部を結ぶ路線で、本線はJR阪和線の海側をと併走し、激しい乗客獲得競争をしています。以前の記事で橋本接続の南海連絡券を取り上げました。今度は阪和線羽衣支線・東羽衣接続を取り上げます。 …

こだま乗車票

こだま乗車票 今まで取り上げた「こだま乗車票」はマルス券のフォーマットでした。この乗車票は旅行会社に設置されているクーポンタイプのものです。クーポンに列車の指定まで入っており、窓口できっぷに引き換える必要はなくそのまま乗車できます。 このク…

しらさぎ

しらさぎ ◆種別:特急 ◆運転区間:名古屋~和倉温泉・富山・泊(1日8往復) 米原~金沢(1日8往復) 昭和39年10月に東海道新幹線が開業しました。特急「しらさぎ」は名古屋で新幹線と接続し北陸線経由で富山とを結ぶ列車として同時に登場しました。…

ゴロ寝カー

ゴロ寝カー 現在運行されている臨時特急「はなたび利尻」号ですが、7~8月の運転日には「ゴロ寝カー」と呼ばれるお座敷車両が連結されました。指定席料金だけで枕・毛布付きで平らなところに寝ることができるので、座席の指定席より断然いいと思います。た…

JR四国×琴電

ことでん・JRくるり~んきっぷ 高松近郊のJR線と高松琴平電鉄(琴電)がフリーになるきっぷです。特急料金を払えば特急列車にも乗れます。JR四国と琴電は近くに接続できる駅があるにも関わらず定期券の連絡運輸すら行っていないぐらいので、相互の関係…

乗車変更の取扱(後)

乗車変更の取扱(後) (原券) (追加の指のみ券) 昨日の続きです。3年前の元旦の夜のことです。平塚→豊橋の「ムーンライトながら」の指定席を押さえて、豊橋から名鉄電車に乗り換えて名古屋方面に向かおうとしました。しかし豊橋に到着するのは朝の4時…

乗車変更の取扱(前)

乗車変更の取扱(前) ちょっと気になった乗車変更の取扱です。ほぼ同じパターンで違う扱いをされました。今日明日に続けて書きます。 私は9月2日の八王子→信濃大町間の「ムーンライト信州81号」の指定券を持っていましたが、出発前に新宿でヤボ用を片付…

リバイバル白山

リバイバル白山 ◆種別:特急 ◆運転区間:金沢~長野 特急「リバイバル白山」は信越線(直江津~関山間)開業120周年・電化開業(直江津~長野間)40周年を記念して8月26日の1日だけ金沢~長野間で運転されました。JRの会社間をまたがるヲタ列車は…

きぬがわ

きぬがわ ◆種別:特急 ◆運転区間:新宿~鬼怒川温泉(1日1往復) 特急「きぬがわ」は今年3月に運転開始したJR-東武連絡特急の一角です。東武100系を使用する「スペーシアきぬがわ」に対し、JR485系を使用するのがこの「きぬがわ」です。この列…

通勤特急7

おはようさざなみ号 ▼種別:特急 ▼運転区間:君津→東京(1日片道2本) ▼最終運転日:平成16年10月15日 平成5年7月より内房線の通勤特急として君津→東京間で運転開始しました。上り列車しかない設定だったので1・3号がなくて2・4号しかありませ…

経由なし

経由なし自由席特急券 見てのとおり普通の自由席特急券です。以前の記事で伊勢鉄道を通過する自由席特急券を取り上げました。そのきっぷには「伊勢鉄道 経由」と表記されていたので、同じように経由が表記されることを期待して北越急行(ほくほく線)を通過…

北条駅にて

北条駅にて (常備軟券) 信越線・北条(きたじょう)駅は新潟県柏崎市の外れにあります。この駅にはかつて上の写真のような新幹線特急券の常備軟券が売られていました。金額も予め印刷されており、4280円は繁忙期の長岡~東京間の特急料金に相当する額…

いまだに「なは」

なは ▼種別:特急 ▼運転区間:京都~熊本(1日1往復) 「なは」という列車の登場は昭和43年10月で新大阪~西鹿児島(現:鹿児島中央)間の昼行(!)のディーゼル特急でした。鹿児島まで到達するこの特急の名前の由来は「(当時アメリカ領だった)沖縄…

恥ずかすぃ名前

ルンルン舞浜号 ◆種別:快速 ◆運転区間:穂高~東京 現在、首都圏と信州を結ぶ夜行列車は快速「ムーンライト信州」が定着しています。先日も81号に乗ってきましたが、八王子駅発車時点でほぼ満席でなかなかの盛況ぶりでした。 急行「アルプス」がまだ健在…

下北交通

下北交通 (B型硬券) 下北交通は大湊線・下北駅から本州最北端の大畑までを結ぶ路線でした。もともとは国鉄大畑線という路線でしたが、赤字のため地元のバス会社「下北バス」に移管され、昭和60年7月に「下北交通大畑線」として再スタートを切りました…

地震繋がりということで

上越新幹線指定席料金券 今日は防災の日。関東大震災が起こって83年になります。 中越地震からはもうすぐ2年が経とうとしています。60名以上の死者を出し道路や電気・ガスなどにもさまざまなライフラインに大きな影響を及ぼしました。上越新幹線もトン…

気になるニュース

気になるニュース 8月28日の産経新聞で『碓氷峠に汽笛再び 長野新幹線開業で廃線「横軽」』という見出しのニュースが出ていました。群馬県安中市にある「碓氷峠交流記念財団」が来年10月を目標にJR信越線として廃止になった横川~軽井沢間を観光用の…

YOUNG GO GO CLUB/総販券

YOUNG GO GO CLUB(制度廃止) マルス券、POS券を紹介して総販券を取り上げるのをすっかり忘れていました。 総販券はJR北海道専用のシステムで発券されているので、右下に"Young-Go-Go"という表記と繁忙期の利用制限も予め印刷されていま…

指定券付き乗車票

指定券一体型乗車票 (ゆき) (かえり) 前回紹介した乗車票は乗車券+特急券タイプで指定券は別に発券していましたが、このきっぷは座席まで指定されていて1枚で事が足りるようになっています。また、乗車票の上に「ぷらっと日帰り愛知万博GWスペシャル…

いわゆる「りんかい線」

東京臨海高速鉄道・大崎接続 (普通の券売機券) 「りんかい線」の正式名称は「東京臨海高速鉄道りんかい線」といいます(ながっ!)。平成8年3月に臨海副都心の開発と同年開催される予定だった「世界都市博覧会」(あいにく平成7年に中止決定)に合わせ…

難関

こがねドリーム号 ◆種別:快速 ◆運転区間:秋田→仙台 (秋田駅) 8月5日の1日限りで秋田~仙台間を奥羽・北上・東北線経由で運転されました。8月3日~6日は秋田で「秋田竿灯まつり」が行われていました。ただ、この列車は8月5日のみの運転なのでその…

「白山」の思ひ出

「白山」の思ひ出 「999乗り放題きっぷ」で旅行していた時のことなので、もう9年も前の話になります。信越線・軽井沢駅から金沢行の特急「白山」に乗りました。早めに自由席の乗車位置に並んだ甲斐あり、通路側の席に首尾よく座ることができほっと一息つ…

ノーマルとDX

なのはなDX ◆種別:特別快速 ◆運転区間:鹿児島中央・鹿児島~指宿・山川(1日4往復) (鹿児島中央駅) 平成16年3月の九州新幹線開業に合わせ、鹿児島と温泉地・指宿を結ぶ指宿枕崎線をテコ入れしました。そのうちの一つが特別快速「なのはなDX」…

えちごツーデーパス

えちごツーデーパス 「えちごツーデーパス」は以下の区間が土曜・休日に連続する2日間フリーになるきっぷです。その名のとおり新潟県をほぼ全域カバーしています。2日間フルに乗り回してもいいですが、土日両日で新潟~長岡間〔1110円〕を往復するとい…

乗車票の世界

乗車票の世界 よく旅行会社などで往復JR+宿泊がセットになったパックツアーが売っています。こういったパックを購入した時についてくるきっぷは「乗車票」と言われ、通常の乗車券・特急券類とは異なります。私の主観ですが以下のような特徴があります。 …

秋田リレー

秋田リレー ▼種別:特急 ▼運転区間:北上~秋田(北上・奥羽線経由) ▼最終運転日:平成9年3月21日 平成8年3月より秋田新幹線建設工事に際し田沢湖線を標準軌に改軌する工事が始まり、田沢湖線は全面運休・バス代行になりました。盛岡~秋田・青森間を田沢湖…

復学?

復学? (ゆき) (かえり) 自分でも北海道ネタに食傷気味なのでちょっと離れます(爆) JRの割引制度は原則として重複して適用されることはありません。適用されない組み合わせの具体例として「ジパング(30%)+乗継割引(50%)→80%引」とか「…

ドラえもんではありません

ねぶたエクスプレス ◆種別:特急 ◆運転区間:函館~青森 しばらく今夏の旅行の成果物が続きます。 特急「ねぶたエクスプレス」は北海道から青森ねぶた祭り見に行く観光客輸送用に8月2~7日の開催期間中に函館~青森間で運転されました。 (青森駅) 車両…

元祖ノロッコ

くしろ湿原ノロッコ号 ◆種別:普通 ◆運転区間:釧路~塘路 (釧網線・塘路) 「くしろ湿原ノロッコ」がJR北海道の「ノロッコ列車」の元祖で、運転開始はJR化されてそんなに経たない平成元年です。客車の色に合わせた濃緑の塗色の専用機関車(DE10-…