続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。今年で15周年を迎えました。

四国満喫きっぷスペシャル

 5月21日のYahoo!ニュースでJR四国の社長インタビューが取り上げられていました。「長期戦を覚悟しているが、移動自粛が解かれた時を見据え、地元の観光業者と共に新たな切符を作り、反転攻勢の準備を進めたい」と出ていました。

 その当時は新型コロナの緊急事態宣言のさなかで、鉄道事業者の多くが前年比の数%というかつてない落ち込みで先も見通せない中、弱気な発言ばかりが目立っていました。JR四国にも当然不安はあったんでしょうが、コロナ後を見据えた反転攻勢という発言は頼もしく感じました。

 その反転攻勢の第一弾として7月1日~9月27日出発分で「四国満喫きっぷスペシャル」が発売されました。土日祝日を1日以上含む3日間有効でフリーエリア内の特急列車の自由席が利用できました。レンタカーが格安で1日利用できるオプションもありました。フリーエリアは以下のとおりです。

【フリーエリア】

  • JR四国全線(児島以南)
  • 土佐くろしお鉄道全線
  • 阿佐海岸鉄道全線
  • JR四国バス(大栃線・久万高原線)

 これまでの「四国満喫きっぷ」シリーズではWeb販売(JR四国ツアー)のみの発売でしたが、今回初めてJR四国管内のみどりの窓口でも発売されました。価格・発売条件はちょっと面白いことになっていました。以下の表にまとめてみました。

   大人価格   小児価格   発売期限 
窓口販売 8,000円 3,000円 当日
web販売 8,500円 6日前まで
レンタカープラン
(Web販売のみ)
10,500円 設定なし

 トクトクきっぷについて窓口とWebの販売チャネルの違いで価格差をつけるやり方はJR九州で既にやっていますが、窓口よりWebの方が高いというのは違和感があるかもしれません。JR四国のWeb販売は乗車券やクーポンが郵送されるので、500円分はおそらく送料が最初から転嫁されたものではないかと思います。

 Web販売は500円高い上に出発の6日前までに申し込まないといけないので、一見何もメリットがないように思えますが、本州から瀬戸大橋線を利用して直接四国へ行く場合は事前にこのきっぷを入手しておくことで、児島駅までの運賃・特急料金で四国内の目的地まで通しで利用できるのがメリットです。

 比較対象としては「バースデイきっぷ(自由席用)」が挙げられます。誕生月内の利用開始が条件ですが、3日間で9,680円です。片や「四国満喫きっぷスペシャル」は誕生月の条件はない代わりに、土日祝日を1日以上含むという条件が付いて同じく3日間で8,000円です。反転攻勢にふさわしい嬉しい価格です。


 さて、私はレンタカーセットプランを利用しました。Sクラスのレンタカーが免責補償料込で24時間2,000円で利用できてしまいます。普通に借りると5~6,000円はかかるのでかなりおトクです。フリーきっぷ自体が既に安いのに申し訳ないぐらいの安さです。

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フリーきっぷ本券

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レンタカー引換券(回収済み)

 レンタカーはWebでの申込時に日時と営業所を指定する必要があったので、土佐くろしお鉄道の中村駅を指定しました。そして、きっぷとともにレンタカー引換券が郵送で送られてきました。利用時間は問答無用で24時間になっていましたが、行程の都合上、当日のうちに返却しています。

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足摺岬&しんじょう君ローソン

 中村駅で借りたレンタカーを土佐清水市まで走らせ、一度行きたかった足摺岬へ行ってきました。そして、今度は逆方向に車を走らせ中村を通り過ぎ、須崎市の「ローソン須崎かわうその里店」に行きました。この店の屋根には須崎市のゆるキャラであるしんじょう君が鎮座しており、ここもぜひ行ってみたいと思っていました。車を借りていた7時間ほぼ走りっぱなしでしたが、車がないとなかなか行きにくいところに行けてよかったです。

 ちなみにJR券は初日が徳島⇔板野+児島→高知、2日目が高知→中村→高松、3日目が志度→高松→松山と十分過ぎるほど使い倒しました。


 「四国満喫きっぷスペシャル」は9月で発売終了し、10月から来年1月末まで「四国満喫きっぷスペシャルプラス」というよく分からない名前のきっぷが発売されています。土日祝日を1日以上含む3日間で特急自由席が乗り放題という条件は一緒で、一律2,000円値上がりしました(小児は据え置き)。その代わりに「四国旅ぱす。」ポイント引換券または「四国キヨスク1,000 円利用券」が選べる「選べるおトクーポン」なるオプションが付いています。これも利用する機会があったらまた紹介します。