マリン・パノラマ表記終了
快速「マリンライナー」の高松方の先頭車(1号車)は2階建てになっていて、2階がグリーン席で1階が普通車指定席です。
そのうち前面展望を楽しむことができる運転席直後の平屋部分(1番の4席)はグリーン車のパノラマ席として別枠で発売されていました。別枠だったので普通のグリーン席には空席があってもパノラマ席は満席ということもありました。
指定券には2階席の普通のグリーン席は「マリンライナー」と列車名が普通に表記されていたのに対し、パノラマ席は「マリン・パノラマ」という一風変わった表記でした。
これがちょうど1年前の昨年8月の発売分より「マリン・パノラマ」の表記がなくなり、普通に列車名だけの表記になりました。
岡山行の場合は進行方向が逆向きになり、座席は運転席に背を向ける形で回転させます。座席を回転させて運転席側に向ける(戻す)こともできますが、景色が引いていく後展望状態になる上に、ドア扱いをする車掌と対峙し続けることになりそれはそれで少々気まずいです。
おそらく、この状態でパノラマなんて言ってくれるなという「ご意見」があったと思います。列車名に「パノラマ」なんて入れて前面展望への期待を抱かせておきながら、まさか座席が逆向きだったら、子供連れにとっては特に落胆も大きいことでしょう。
あくまで推測でしかないですが、一律「マリン・パノラマ」の表記がなくなったのはそんなところなのかなと推測してます。全然違う理由かもしれないですけどね。