続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

窓口閉鎖駅めぐり@白石蔵王

 東北新幹線・白石蔵王駅のみどりの窓口が1月9日で閉鎖されました。JR東日本の新幹線駅でのみどりの窓口閉鎖は浦佐・飯山・越後湯沢に続き4例目で、東北新幹線では初です。

みどりの窓口閉鎖の告知:白石蔵王駅 2022/12/10

 そのうち東北新幹線の駅でも閉鎖するだろうなと思っていましたが、もう少し北の方の駅だと思っていました。白石蔵王駅は新幹線単独駅ではありますが、直線距離で1Kmほどのところに東北線・白石駅があるので、そちらで代替可能と判断したのかもしれません。

白石蔵王駅 2022/12/10

 私がおよそ8年ぶりに白石蔵王駅を訪れたのは昨年12月のことでした。国鉄時代に建設された新幹線駅は湯水のごとく金をつぎ込んだ感があって重厚で広々とした造りです。JRになってからできたコンパクトな駅とは一味違います。

白石蔵王駅みどりの窓口 2022/12/10

 みどりの窓口の閉鎖に先立って、12月16日から「話せる指定席券売機」が稼働しています。私が訪ねた12月10日時点で「話せる指定席券売機」設置のための準備工事が始まっていました。

 とりあえずみどりの窓口では入場券とその後白石蔵王から利用する特急券を購入しました。特急券は今後こんな区間を利用することはないだろうと思い指定席にしましたが、100Kmを少し超えたため結構いいお値段になりました。


 なお、みどりの窓口閉鎖後の写真を見ると、上の写真の白いカバーが掛かっているところに「話せる指定席券売機」が設置され、その右側に設置されている通常タイプの(話せぬ)指定席券売機は撤去されていました。

 ネット予約のきっぷを受け取りたい客がいて、前で長々と「話せる指定席券売機」でオペレーター対応されて塞がれると、きっぷの受け取りができず列車に間に合わない場合があります。白石蔵王駅に停車する列車は概ね1時間に1本なので、乗り遅れたら1時間待ちです。

 こういう事象は「みどりの券売機プラス」の導入が進んだJR西日本の特急停車駅で何度か見たことがあります。みどりの窓口が閉鎖されたJR東日本の新幹線4駅の中で、指定席券売機が撤去され「話せる指定席券売機」1台にされてしまったのは白石蔵王駅だけです。「話せる指定席券売機」はみどりの窓口の代替なんですから、せめて既存の指定席券売機は残すべきでした(個人的には左側の現金専用の自由席券売機が要らないと思います)