続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

日本旅行「パッと乗レール」

 昨年10月より旅行会社で予約したJR+宿泊のパックツアーの乗車票をJRの指定席券売機で発券できるようになりました。JR東日本の「ダイナミックレールパック」やJR東海ツアーズの一部商品ではできていましたが、それを旅行会社にも開放したイメージです。

 旅行会社側のメリットはすべての手続きがwebで完結するため、店舗の係員が客の相手をする必要はなく、行程表やクーポンを郵送する手間も省けることです。JRに対してシステム利用料的なものが発生しているのかもしれませんが、それを払ってでもメリットの方が大きいと思われます。

 一方、利用者のメリットとしては、申込時に空席状況が確認できその場で行程を確定できること、郵送や宅配で送られてくるクーポンの受け取りを気にしないでいいこと、最短で出発日の前日まで申し込みができることが挙げられます。

 日本旅行ではこの仕組みを「乗車券の駅受け取りサービス『パッと乗レール』」いう名称で案内しています。この名称がイケてるかどうかはともかく、まぁ分かりやすいとは思います。

 年末に日本旅行の「赤い風船JRじゃらんパック」で東京~新潟の新幹線往復+ホテルのパックを利用しました。従来通りクーポンが郵送される方法も選択できましたが、せっかくなので「パッと乗レール」を試してみました。

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日本旅行のサイトでQRコードを表示させる

 準備として日本旅行のサイトで受け取り用のQRコードを表示させておく必要があります。手順は以前紹介したJR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」などとだいたい同じです。決済後即利用できるわけではなく、出発の3週間ぐらい前になって利用できるようになりました。コード情報の表示だけでなく、いつ何人で出発するかぐらいの情報は欲しいです。

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JR東海のMV50型券売機

 受け取り可能箇所は日本旅行のHPに記載されていました。首都圏のJR東日本の駅の他にJR東海の駅も含まれていました。購入した旅行商品はJR東日本の区間ですが、JR東海の駅で受け取れないか試してみました。

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JR東海のMV50型初期画面 2020/12/21

 JR東海のMV50型の初期画面です。右下の青緑色の「予約したきっぷの受取」というボタンから進みます。 

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「予約したきっぷの受取」のメニュー 2020/12/21

 そうすると、EX予約や5489サービスとともに4つのボタンが表示されます。旅行会社でもJR東海ツアーズは別格の扱いです。ちなみに右上の「旅行会社で~」以外は初期画面にもボタンがあったりします。

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QRコードをかざすよう要求される

 「旅行会社で予約されたきっぷの受取」を選択し、ここで先ほど用意したQRコードをかざします。QRコードを持ってなかったり読み取れなかったりした場合は左側の「JR認証番号/JR引取番号」ボタンからも受け取れるようです。

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予約内容が表示される

 そうすると、何も入力することなく予約内容が表示されました。JR東海ツアーズの乗車票の受取ではQRコードを読み取らせたうえで、確認コードの入力が必要でしたが、こちらは不要でした。受け取りは片道ごとではできず、問答無用で往復で受け取らされるようです。 

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「パッと乗レール」の乗車票

 発券された乗車票(の一部)です。券面の一番下に受取日と「東京駅MV882」という受取箇所が表示されました。一番上のゴチャゴチャした英数字のうち”G20112700889"はツアーの予約番号(≠JR認証番号)と一致しました。個人の趣味的には受取箇所が表示されるのが好ましいです。

 「びゅう」商品はJR東日本の券売機でないと受け取れないですし、JR東海ツアーズの商品もまた然りです。日本旅行の東京発の上越新幹線の旅行商品がJR東海の静岡や名古屋でも受け取れるかまでは確認してないので分かりませんが、少なくとも首都圏では区別なく受け取れるようです。使ってみた感想としては駅で受け取れるのはやはり便利です。

 旅行業界は新型コロナの影響でどこも苦境に陥っています。旅行会社大手の一角のKNT-CTホールディングス(近畿日本ツーリスト)は個人向け店舗を3分の1に減らし、従業員も3分の2に減らし、web販売に注力します。他社でも今後はこういった店員の手を煩わせない商品がますます広がっていくのではないかと思われます。