続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

身延線乗り放題きっぷ+

身延線乗り放題きっぷ+

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 「身延線乗り放題きっぷ」は身延線開通80周年を記念して3月まで発売されていたフリーきっぷです。普通列車以外にも特急「ふじかわ」の自由席が利用できました。区間は静岡~身延間と静岡~甲府間の2種類が設定されていました。「身延線乗り放題」としつつも身延線しか使えないと不便なので東海道線・静岡~富士間もフリーエリアに含まれていたのが特徴です。

 2~4人用での発売で、1人用の設定はありませんでした。発売は前日まででいちおう枚数限定だったようです。このきっぷのことを記載した身延線80周年関連のパンフレットは静岡地区以外にも名古屋地区や首都圏の東海道新幹線の駅にも置いてありましたが、実際このきっぷが購入できたのは静岡支社管内の駅東海道線新所原函南間と御殿場線身延線、に限定されました。あたかもパンフレットの置いてあるところで購入できるような印象を受け、不親切というかちょっと意地悪な感さえしました。

 私は当初3月30日に行く予定で静岡支社最東端の御殿場線下曽我駅までわざわざ買いに出かけました。しかし、その後友人の都合が悪くなり、20日に変わってしまいました。おそらく当日に変更はできないと判断し、再度別の日に下曽我駅に出向いて有効日を変更してもらいました。

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 ちょっと迷った駅員はどこかへ電話をし、取扱いを確認していました。そして、印字されていた有効日を抹線で消して駅名小印を押して、その上に「 月 日から有効[下曽我]」といういわゆる「から通」印を押して、そこに3月20日と日付を入れました。

 マルス券が自動改札に対応する前は、「~から有効」という印は日常的に見ることができましたが、自動改札対応になると原券を回収して新たに発行替するようになりました。このきっぷは2人で同時使用することを前提としているので、元々自動改札に対応していない横長サイズです。だから発行替しないで「~から有効」の印で修正して問題ないと判断したのでしょう。いずれにしろこの印はすごく久しぶりに見ました。