続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

ホームライナー中津川

ホームライナー中津川

◆種別:ライナー

◆区間:名古屋→中津川(下り2本)

 JR東海は今年3月のダイヤ改正で、中央線のホームライナーの運転区間を名古屋~瑞浪間に統一することを発表しました。

 中央線のホームライナーの列車名は「ホームライナー〇〇」と名古屋から下った側の発着駅名で統一されています。多治見始発の「ホームライナー多治見」と中津川終着の「ホームライナー中津川」は運転終了となり、全列車「ホームライナー瑞浪」となります。

  改正前 改正後
下り 上り 下り 上り
多治見  0本 2本 0本 0本
瑞浪 3本 1本 2本 2本
中津川 2本 0本 0本 0本

 改正前後の運転本数はこのようになります。下り5本、上り3本だったものが、上下2本ずつ計4本になり、トータルでは半減します。

f:id:imadegawa075:20220127071559j:plain

ホームライナー中津川1号:中央線・多治見駅 2022/1/7

f:id:imadegawa075:20220201234437j:plain

ホームライナー瑞浪5号:名古屋駅 2022/1/28

 現行の「多治見」「中津川」と「瑞浪」の上りは特急「しなの」で使われている383系が充当されていますが、「瑞浪」の下り3本は313系8000番台(旧セントラルライナー車)が充当されています。

 私は383系が撤退し、313系に統一されるんじゃないかと思っていましたが、どうやら逆に383系で統一され、313系が撤退するようです。


 今のうちに「ホームライナー中津川」に乗っておこうかと思い、関西旅行の道中で名古屋に立ち寄って乗ってきました。乗車当時はダイヤ改正後の「瑞浪」の車両が313系に統一されると予想していたので、383系のホームライナーに乗る目的もありました。

f:id:imadegawa075:20220201232150j:plain

名古屋駅ホーム上の乗車整理券券売機 2022/1/28

 乗車整理券は静岡地区と同様に改札外の多機能券売機やホーム上の券売機で発売しています。ただし、名古屋駅のホーム上の券売機はICカード専用になっていました。

f:id:imadegawa075:20220126003719j:plain

 このようなエドモンソン券で、乗車区間の指定はなく、列車と座席が指定されています。右下に白抜きでICの印字があります。

 しかし、新型コロナの影響で指定された座席ではなく、車内の空いている座席を利用するよう案内されます。以前の記事で紹介した取り扱いですが、この取り扱いがまだ続いていたとは思いませんでした。

f:id:imadegawa075:20220201232726j:plain

 同じ券売機で同じ列車のグリーン券を購入するとこんなきっぷが出てきます。券紙はオレンジ色ですが、85mm券であたかもマルス券のような様式のグリーン券です。でも、着駅の到着時刻やC符号がなかったりして細かな部分の様式は異なります。名古屋地区でしか見られない珍しいものです。

f:id:imadegawa075:20220201233020j:plain

 同じ列車のグリーン券をマルスで購入すると、スペースの都合からか列車名が「(ホ)中津川」となります。他の列車でも同様に(ホ)となります。名古屋地区ホームライナーのグリーン券は全国の駅のみどりの窓口で購入できますが、e5489や「えきねっと」といったネット予約では発売していませんでした。

 なお、ホームライナーのグリーン席の発売枠は券売機とマルスで別々で管理されているようで、「ホームライナー中津川1号」の場合、マルスは4~5列分だけで券売機の発売枠の方が少し多いようです。

【補足:2022/3/25】

 「ホームライナー中津川」は先のダイヤ改正で運転終了しましたのでカテゴリーを追加しています。