足利藤まつり号
▼種別:快速
▼運転区間:上野~桐生(東北・両毛線廻り)
快速「足利藤まつり号」はその名のとおり足利の藤を見に行く観光客輸送の列車です。藤の花を見ることを「観藤」って言うんでしょうか?
それはともかく、藤の花は両毛線・富田駅から徒歩10分ぐらいのところに「あしかがフラワーパーク」という施設で見ることができます。そこに何種類かの藤の花が植えられていて、それぞれピークが微妙にずれるため4月下旬~5月中旬にわたって見ることができます。4月22日~5月7日のおもに週末に上野からの臨時列車が運転されています。GW期間中は大宮(ただし高崎線廻り)やいわきからも運転されます。
富田駅には交換設備はあるものの、車両が停泊する設備がないため、少し先の桐生行になっています。車両はJR東日本大宮総合車両センター所属の183系です。大宮総合車両センターはこの3月に小山車両センター・東大宮派出所が独立してできたもので、この車両は高崎車両センターから転属してきたものです。正面は「快速」とだけ表示されています。写真は両毛線・足利駅で撮影したものです。
で、肝心の藤の花は早すぎました_| ̄|○
最近暖かくなって、今年の冬が寒かったことをすっかり忘れていました。藤どころか桜がちょうど満開という有様でした。左の写真は「あしかがフラワーパーク」内から両毛線の電車を撮影したものです。手前に写る柵は藤の木の枝が絡まっていて、満開であれば奥の電車が見えるはずもなく、全然咲いていないことがわかります。おそらく5月に入ったGW後半にちょうどいい感じになるような気がします。HPに開花状況が出ているのでちゃんと確認してから出かけるのがいいと思います。
きっぷは私が実際に使ったものです。「富田」という駅は関西線にもあるため、「(両)富田」という表記で区別されています。