北九州空港特急きっぷ
「北九州空港特急きっぷ」は今年4月に朽網駅特急ルート設定に伴って発売されている片道タイプのトクトクきっぷです。発駅~朽網までの乗車券+自由席特急券と朽網駅~北九州空港間の西鉄バスがセットになっています。
設定区間は以下の5区間です。小児は半額で、逆区間(北九州空港発)の設定もあります。
| 設定区間 | 北九州空港特急きっぷ | 正規運賃・料金 | |
|---|---|---|---|
| 通常価格 | キャンペーン価格 | ||
| 博多~北九州空港 | 2,400円 | 設定なし | 3,670円 |
| 折尾~北九州空港 | 1,000円 | 500円 | 2,050円 |
| 黒崎~北九州空港 | 1,000円 | 500円 | 1,950円 |
| 小倉~北九州空港 | 710円 | 500円 | 1,380円 |
| 別府・大分~北九州空港 | 3,500円 | 2,700円 | 4,760円 |
博多発着以外は年内発売分までキャンペーン価格が適用されています。キャンペーンは当初6月末まででしたが、2回延長され12月末までになっています。
当初、発売は「my route」というトヨタ系の会社が運営しているアプリのみで、利用にはアプリのスマホへのインストールとTOYOTAアカウントの登録が必要でした。いわゆるMaaSの一環なんでしょうがこの時点で面倒くさいと思う人も多いと思います。

何でJR九州とは関係なさげなこのアプリしか使えないんだろうな?というのは疑問でしたが、北九州空港利用促進の施策がJR九州主導ではなく、北九州空港利用促進協議会という半官半民の団体主導で行われていることに関係していそうです。
そんな「北九州空港特急きっぷ」でしたが、10月26日利用分から既存の「my route」に加えてJR九州アプリで購入し「QRチケレス」でも利用できるようになりました。わずかですが「JRキューポ」も貯まります。九州ネット予約のWebサイトでは購入できずアプリのみで購入できます。
↑の記事で書いた通り「QRチケレス」はその名の通りスマホに表示させたQRコードで乗車するか、その名に反してきっぷに引き換えて利用するかを選択できます。
そこで北九州にソコソコの頻度で出没するきっぷヲタとして「『北九州空港特急きっぷ』をJR九州アプリで予約してきっぷに引き換えることができるか?」という確認をしたいという欲求に駆られたので、先月北九州から帰ってくる際に試してみました。


結論から言うとこのようにきっぷに発券できました。発駅~朽網間のJR部分と朽網駅~北九州空港間の西鉄バス部分の2枚に分かれています。
西鉄バス部分は降車時に回収されたので手元にはありません。使用前にカラーコピー取ったものをスキャンしています(色調が全然違うのはそのせいです)。「JRの利用日と同日に限り有効です」という記載がありますが、この券だとアプリでの購入日と駅での発券日しか分かりません。そこは利用客の性善説に委ねられている感じです。
ひとこと
小倉と黒崎からは北九州空港へ直行するリムジンバスが発着しています。リムジンバスの運賃は小倉が710円で黒崎が820円です。「北九州空港特急きっぷ」の通常価格と比較すると小倉は同額、黒崎はリムジンバスの方が少し安いです。それでも「北九州空港特急きっぷ」はJRの乗車券+自由席特急券と西鉄バスがセットでこの価格であれば十分安いと思います。
価格面の頑張りは認めますが、朽網に停車する特急列車が上下5本ずつで、「北九州空港特急きっぷ」が有効利用できる朽網ルートがそれだけしか機能しないというのは正直使いづらいです。八幡西区のユーザーとしては日中1時間に1本ぐらいは欲しいです。
あと、博多(福岡市)や大分からも北九州空港を利用して欲しいという願望は分かりますが、この額を払って実際に利用する人いるのかは疑問です。赤間(宗像市)や宇島(豊前市)、中津・宇佐などもう少し近辺の細かな設定を増やして、福岡空港や大分空港に流れそうな需要を着実に取り込んだ方がいいと思います。
使い勝手:★★★☆☆
お得感 :★★★★☆
当日発売:あり
小児用:あり