霊友会いんなぁとりっぷ乗車票
久しぶりの宗教団体の乗車票を取り上げます。「霊友会」とは法華経から分派した仏教系の新興宗教です。「いんなぁとりっぷ」というのは何のこっちゃ分かりませんが、ホームページには「いんなぁとりっぷの霊友会」と謳われているので、霊友会の中で使われている枕詞のようなものなんでしょう。語源は英語っぽいですが。
霊友会には静岡県東伊豆町に「弥勒山」という研修施設(?)のような施設があります。その最寄駅の伊豆急線・伊豆大川駅には霊友会が寄贈したベンチや専用の待合室までありました(もちろん一般客用の普通の待合室もあります)。9年前に「伊豆急全線ウォーク」で当地を訪れてはいるんですが、あいにくまともな写真がありませんでした。
この「霊友会いんなぁとりっぷ乗車票」は霊友会の関係者が都内と弥勒山を行き来する際に使用した乗車票だと思われます。発売箇所が「JTB団旅東京中央」となっているので、霊友会が団体扱いで乗車票を一括購入し、使用開始日を押印し利用者に配っているものと思われます。このきっぷは11年も前のものなので、今では様式が変わっている可能性はあります。
ちなみに、伊豆大川駅は今月末で無人化されるそうです。伊豆急線での無人化は平成24年4月の伊豆北川・稲梓の両駅以来のことです。やっぱり伊豆急の経営状況はあま良くないんだろうなぁという感じがします。