続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

雷鳥往復

雷鳥指定席往復きっぷ

 「雷鳥指定席往復きっぷ」は2名以上同時利用で特急「雷鳥」の指定席・グリーン席が往復割引になるきっぷです。購入できるのが往路乗車日の21日前から前日までで、大阪市内・京都市内と敦賀~金沢間の「雷鳥」停車駅のほとんどの区間で設定されています。小児の場合は区間によらず一律2000円(グリーン車は3000円)と格安に設定されています。また、レンタカーが1日2000円で利用できる特典もあって、いかにもJR西日本っぽいきっぷに感じました。

 遠方の私にとっては本来だったら使う機会はなさそうだったんですが、大阪某所在住の友人Aを若狭のぶりしゃぶで誘い出して使ってきました。1月の三連休最終日でしたが、指定は往復とも余裕で取れました。

P0136 (往復きっぷ:ゆき)

P0137 (往復きっぷ:かえり)

G0954 (指のみ券:ゆき)

G0955 (指のみ券:かえり)

 発売額は4300円で、このきっぷの設定区間で最安です。京都~敦賀間は100Km以下なので乗車券は本来であれば「京都」単駅になりますが、「京都市内」の特定都区市内制度が適用されています。京都~敦賀間は特急指定席で往復すると6560円するので、約35%引きになっています。グリーン車用だと2000円加算して6300円です。小児は全区間一律2000円とかなり割安になっています。

【ひとこと】

 昨年7月の発売以来、何度か発売期間を延長し、今月末まで発売されます。昨年暮れからの発売分から有効日数が2日から7日に延長されています。購入後の変更はできませんが、乗り遅れた際には特急券のみ買い直しで済みます。私が行きに乗った「雷鳥13号」は小浜線への接続が悪かったので、敦賀駅でレンタカーを借りてぶりしゃぶを食べに行きました。敦賀には5時間ちょっとしか滞在しませんでしたが、フルに使い倒せた感はあります。

 「雷鳥」は昭和39年より長らく485系で運転されていましたが、683系が増備されて485系を置き換えて「サンダーバード」となり、改正後も毎日運転されるのは1往復だけになります。「雷鳥」1往復にしか使えないようではトクトクきっぷとしては使いづらいので、改廃があるものと思われます。

使い勝手…★★★☆☆

お得感…★★★★☆

当日発売…なし(前日まで)

小児用…あり(全区間一律2000円)