個人的にＪＲ東日本が誇る神きっぷだと思っている「ときわ路パス」ですが、10月から開催されている「茨城デスティネーションキャンペーン（茨城DC）」を記念して10月1日から12月24日利用分まで特別バージョンが発売されています。
特別バージョンは券面に『茨城ＤＣ記念～？を見つけて旅しよう～』の文言が加わっただけで、きっぷとしての効力・価格は通常版と同じです。商品コードも242-32で変わりません。
なお、茨城DC期間中の特典としてフリーエリア内のNewDaysで「ときわ路パス」を提示すると利用当日に限り5%割引になるサービスが行われています。
特別バージョンの地図部分を拡大してみます。ところどころが①とか②という数字になっていて、地図だけではどこの駅か分からなくなっています。特に⑤についてはパス利用エリアの終端の駅です。「ときわ路パス」をよく利用していれば覚えているかもしれませんが、そうでない人には分かりません。
こちらがご案内券です。ご案内券も特別バージョンになっています。ここの一番下に先ほどの①～⑤の駅の答えが印字されており、ご案内券まで見れば⑤は大津港駅であることが分かります。
ＪＲ東日本はDCや大きなイベントがあると、きっぷにこういう遊び心的な要素を埋め込んでくる傾向があります。それについて否定的な意見もありますが私は別にいいと思います。むしろそういうきっぷが出れば自分で集めたいと思います。でも、きっぷの効力が分かりにくくなる改変は避けるべきです。今回の「ときわ路パス」の⑤の改変についてはやめた方がよかったのではないかと感じました。
