ちょっと古いものですが山形新幹線の自由席特急券です。金額の横に内訳があり「特:500 幹特:3300」とあります。
山形・秋田新幹線は新幹線車両が在来線に直通乗り入れするという考え方なので、特急料金は新幹線部分と在来線部分に分けて考えます。
このきっぷの場合だと
- 大宮~福島 3300円
- 福島~米沢 500円 計3800円
ということになります。ちなみに福島~米沢間だけで買うと在来線のA特急料金が適用されて720円(当時)となります。
これは私の推測ですが、東北~山形新幹線の特急券を通しで買うと山形新幹線の特急料金に乗継割引のようなものが適用され、30%引きし四捨五入したものを東北新幹線の特急料金に加算しているのではないかと考えています。そうであれば720円×0.7=504円≒500円と福島~米沢間が500円になる辻褄が合います。
あと、東北~山形新幹線にまたがる区間の繁忙期・閑散期の指定席料金の加減額は340円です。
- 東北部分:200円(通常の加減額)
- 山形部分:200円×0.7=140円 計340円
この一致も私が30%引き説を信じる根拠のうちの一つです。まぁ最初から通しで買ってしまえばそんなこと意識することはないんですが。