続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

懐かしのだいせん

懐かしのだいせん

▼種別:急行

▼運転区間:大阪~出雲市

H0006

 平成16年10月に廃止になった急行「だいせん」はいろいろと変遷はありましたが、大阪~出雲市間を結ぶ夜行列車でした。平成11年10月に大阪~米子間に短縮された上、客車から気動車に変更となり、寝台車の連結がなくなっています。

 廃止直前の同年10月9・10日に鉄道の日記念」ということで、大阪~出雲市間で客車列車によるリバイバル運転が行われました。9日が下り(大阪→出雲市)で10日が上り(出雲市→大阪)の運転でした。運良くキャンセル待ちで指定が取れたので、下り一部区間と上り全区間に乗ってきました。

だいせん6号・昭和60年12月>

出雲市(20:30)

 →米子(22:34)/鳥取(0:36)/福知山(4:05)/大阪(6:32)

・自・・B・B・B・B(大阪→)

出雲市~米子間は普通列車、米子~倉吉間は快速列車として運転)

<懐かしのだいせん・平成16年10月>

出雲市(20:02)

 →米子(21:50)/鳥取(0:56)/福知山(3:53)/大阪(6:32)

B・B・B・B・(大阪→)

Ndaisen (山陰線・出雲市

 荷物車郵便車を連結しているのに時代を感じます。「懐かしの~」は米子と鳥取で長時間停車があったので、所要時間は概ね変わらないと思います。鳥取駅では廃止間近の定期の「だいせん」との並びが実現しました。

 編成はB寝台と普通指定席が4両ずつの計8両で、寝台はツアー客の割合が高かった印象があります。12系客車を使用していたため普通指定席は昔ながらの直角シートで、「大垣夜行」を思い出してしまいました(爆)私の隣は最後まで乗ってこなかったので、寝るのにはさほど困りませんでしたが…。 

 写真は出雲市駅に到着した上り列車を撮影したものです。出雲市駅は7年ぶりに訪れましたが、知らぬ間に立派な高架駅になっていて驚きました。