6月25日から九州新幹線管内でもEX予約が利用できるようになります。同時に「EX-IC」サービスも始まり、遅ればせながら九州新幹線でもチケットレス乗車できるようになります。
その準備段階として、九州新幹線の駅の自動改札機の置き換えが始まっています。旧型機は真っ白で平らでしたが、新型機は青く波打ちIC読み取り部が設置され、JR東海や西日本で使われているものと同じように見えます。
自動改札機の置き換えとともにきっぷへの赤印字も少し変わりました。下に川内駅入場時の印字の新旧比較をしてみます。
旧型機の印字は数字のフォントが縦長な割に字間が広く、印字幅は端から端まで幅広く使っていますが、新型機の印字は字間は狭く印字幅は券の6分の5ぐらいの幅に収まっています。
縦に並べて拡大して比較してみると分かりやすいかもしれません。同じ赤印字でも鮮やかな赤から灰色が混ざったくすんだ赤に変わったようにも見えます。
IC対応の自動改札機を導入するにあたって、既に導入しているJR東海や西日本と同型を導入するのは自然なことではありますが、開業以来続いていた九州新幹線に特徴的だった白い自動改札機は姿を消すこととなり、九州新幹線らしい特徴がまた一つなくなってしまったように感じます。