近鉄改称駅めぐり(前編)
(近鉄難波駅駅名板)
近鉄では3月20日にダイヤ改正が予定されていますが、その際に三駅で駅名が改称されます。そのうち近鉄難波駅は大阪難波駅と改称されます。難波はいわゆる「ミナミ」を構成する地区の一つで、鉄道は四社局乗入れていて、全てで駅名が異なります。
JRは平成6年9月に「湊町」から改称されています。大阪市交の正式名称は南海と同じ「難波」のようですが、表記上「なんば」としているようです。
今回のダイヤ改正では阪神西大阪線(延伸後に「なんば線」に改称予定)が延伸され近鉄難波駅で繋がります。それに伴い三宮~奈良間で両社の相互乗り入れが始まります。阪神なんば線の終着駅が「近鉄」難波だとちょっと具合が悪かったのかもしれません。
そこで近鉄難波着になる乗車券を購入してみました。難儀することなく普通に出してくれました。大阪環状線・弁天町駅から難波へ行くには地下鉄中央線に乗って、本町で四つ橋線か御堂筋線に乗り換えた方がどう考えても早くて安いです。わざわざ鶴橋廻りで近鉄に乗り換えるこんなしょうもないきっぷの需要はまずないでしょう。
(近鉄→JR:ASKA端末発券)
逆に近鉄難波発の乗車券も購入しました。券売機でも普通に発売していましたが、敢えて特急券発売窓口で購入してみました。あまり自信はありませんがASKA端末と呼ばれるものです。かなり久しぶりに近鉄→JRの連絡券を購入したんですが、駅名にローマ字が入るようになったようです。なお、ASKA端末で発券されたきっぷは自動改札に対応していないため、有人改札を通る必要があります。「近鉄難波」のスタンプはわざわざ押してもらったものではなく、有人改札を通ったために押されたものです。