続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

近鉄通過連絡券

近鉄通過連絡券

 JRと近鉄の間にはJR⇔近鉄という二社間の連絡運輸のほかに、JR→近鉄→JRという近鉄が間に挟まる通過連絡運輸の設定があります。

 近鉄の利用区間は鶴橋~松阪間で普通通過連絡ではそれ以外の設定はありません。JRの松阪側は概ね松阪近辺の紀勢線・参宮線の駅に限られますが、鶴橋側は大阪近辺ばかりでなく岡山・福山・広島(市内)などといった非常に広範囲にわたっているのが特徴です。 

 このきっぷは実際に購入して使用した近鉄通過連絡券です。経由は「…松阪・近鉄線・鶴橋…」となっています。運賃の内訳は以下のような感じです。

JR1:多気~松阪     7.9Km

JR2:鶴橋~新大阪   11.5Km   通算19.4Km→320円

近鉄:松阪~鶴橋     116.2Km   1,560円      計:1,880円

 近鉄の乗車区間は100Kmを超えていますが、乗車券は当日限り有効です。JRとの通過連絡になることで両社通算のキロ数で有効日数が計算され、2日間有効になっています。ただし、通過連絡券であっても近鉄線内での途中下車はできないようです。JR線内では途中下車ができます。

 10年近く前に、多気駅で近鉄通過連絡で大阪の方まで発券してもらおうとしましたが、係員が発券できなかったことがあったので、今回は事前に新大阪で発券したものを多気駅から使用しました。

参宮線のキハ48系:紀勢線・多気駅 2016/3/25

伊勢志摩ライナー:近鉄・大阪難波駅 2016/3/25

伊丹→青森のJAL2157便:大阪伊丹空港 2016/3/25

 このきっぷを使用した3月25日はわれながらすごい動きをしていました。この日の朝にバンコクから中部国際空港に帰国した私は高速船で津に渡り、さらにJRで伊勢に移動してこの日限りでJR東海から姿を消す国鉄型気動車の見納めに行きました。その後、昼過ぎにこのきっぷを利用して近鉄の「伊勢志摩ライナー」で大阪に移動し、夕方の飛行機で伊丹空港から青森空港に飛んで翌日の北海道新幹線開業に備えていました。

 中部もしくは名古屋から青森に飛べればこんな酔狂なことをしませんでしたが、大移動のついでに長年の趣味的な懸案も片づけられたのでまぁよしとします。