惜別・ふるさと銀河線6
ふるさと銀河線の池田駅はJRに改札を委託しています。池田発のふるさと銀河線内の乗車券は駅の片隅の券売機で売っていますが、北見接続のJR連絡券は窓口で発売となります(頼めば銀河線の乗車券も窓口でも出してくれます)。これがそのきっぷです。(ち)池田という表記や経由が「ちほく高原線」となっているのが特徴的です。また、通算の営業キロが100Kmを超えているので、有効日数は2日になり経路内で途中下車ができます。
この券はJR北海道特有の「総販システム」で発券された通称「総販券」と言われるものものです。マルス券に似ていますが、券の番号体系や□北・総販という記載が独特です。マルスシステムは東京都国立市で集中管理していますが、北海道からだと国立までの通信費がかさむため、道内完結の乗車券・自由席特急券についてはJR北海道独自で発券できるように作ったシステムです。もっとも、今や通信回線のコストは劇的に安くなっているので、この「総販システム」がどれだけコスト削減に役立ってるのか疑問ですが…。