続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

Jヴィレッジ

Jヴィレッジ駅は今年4月20日に開業しました。常磐線・広野~木戸間に設置された臨時駅で、イベント開催に合わせて列車が停車します。国内で平成最後に開業した駅でもあります。 Jヴィレッジ駅駅名板 2019/4/20 アルファベットの入る駅はJR西日本の「JR…

JR区間指定きっぷ(札幌→旭川)

「JR区間指定きっぷ」はJR北海道の駅では発売せず、パックツアーのオプションとして発売するきっぷです。乗車日・区間は予め指定されていて、逆向きの利用はできません。 私がよく利用する「JALダイナミックパッケージ」では道内主要都市を結ぶ以下の16…

山の日谷川岳

山の日谷川岳 ◆種別:快速 ◆区間:上野~土合 「山の日」という祝日は平成26年に制定され、平成28年から施行されました。平成8年に「海の日」が制定された祝日になったのを機に、「山の日」も祝日にしようという機運が高まり、8月11日が「山の日」として祝日…

岡山地区5駅無人化

5月末でJR西日本岡山支社管内の5駅がまとめて無人化されました。無人化と言うと利用客が少ない駅というイメージですが、今回の対象駅は岡山都市圏にあり、比較的利用者の多い駅で、現に上道駅や熊山駅は1日3,000人近くの乗降客がいます。 岡山支社の記者会…

信州しなの料金回数券

「信州しなの料金回数券」は先の3月のダイヤ改正から「信州特急料金回数券」の代わって発売されている特急料金だけの回数券です。その名のとおり「しなの」号の自由席が利用できます。 先の3月のダイヤ改正で中央線特急「あずさ」が全車指定席化され自由席が…

北海道の硬券入場券

JR北海道の有人駅ではB型の硬券入場券を売っている駅があります。一時期完全に姿を消していたんですが、6~7年前から道東・道北の駅を中心に見かけるようになりました。 硬券の印刷コストを高めに見積もって1枚20円だとすると、入場料金170円からの差し引…

諏訪湖花火臨発

諏訪湖では夏に2回数万人規模が訪れる花火大会があり、毎年8月15日には「諏訪湖祭湖上花火大会」(以下「諏訪湖花火」)が9月1週目の土曜日には「全国新作花火競技大会」(以下「新作花火」)が開催されます。大会当日にはJR線では多くの臨時列車が運転さ…

びゅうプラザ全店閉鎖へ

7月に入ってJR東日本の旅行部門である「びゅうプラザ」の店舗を2022年3月末で全店閉鎖するというニュースが流れました。ただし、JR東日本がプレスリリースなど公式な発表はまだ行っていません。 「びゅうプラザ町田」の閉鎖の告知 2019/7/13 「びゅうプ…

山かいじ

山かいじ 種別:特急 区間:立川→小淵沢(片道のみ) 昨年の夏休み前半の土曜日に運転された特急「山かいじ」は登山客目当てに設定された臨時列車ですが大変個性的でした。まずはダイヤです。 山かいじ号 立川 5:10発 八王子 5:18発 大月 5:47発 塩山 6:08発…

単駅指定バグ

10年以上の記事で特定都区市内発着でいったん市外に出て再度その市内を通って市外に出る乗車券の場合、「東京都区内」や「〇〇市内」といった特定都区市内制度の適用から除外され、単駅の表示になる単駅指定の紹介しました。 上のリンク先のきっぷは「えきね…

伊勢鉄道特殊連絡乗車券

伊勢鉄道のローカル列車はワンマン運転で、1往復の玉垣発着の入出庫便を除きすべて四日市~津間の運転で、JR線(四日市〜河原田間)に乗り入れます。 伊勢鉄道のローカル列車(左):津駅 2016/3/25 ワンマン運転なので、運賃の支払いは車内で行います。こ…

大宮N'EXトクだ値

今年3月のダイヤ改正より大宮行の特急「成田エクスプレス」(N'EX)の「トクだ値(料金券のみ)」が設定されています。設定区間は渋谷・新宿・池袋~大宮で、キャンペーン期間の6月末までが45%引きの690円で、それ以降9月末までは35%引きの820円で通年同額と…

山笠臨

きらめき91号 ◆種別:特急 ◆区間:門司港→博多 博多祇園山笠は博多を代表する祭りの一つで、7月1日~15日の間で開催されます。 最終日の7月15日には祭りのクライマックスを飾る「追い山」という行事があり、多くの見物客が訪れます。 JR九州では近辺から「…

安曇野市の動き

3月のことになりますが、長野県安曇野市が駅業務を受託している6駅について、9月末で簡易委託を解除し無人化することを発表しました。これにより年間550万円の経費が浮くんだそうです。対象は以下の6駅です。 大糸線:安曇追分、有明、柏矢町、中萱、梓橋 篠…

スーパー早特21

「スーパー早特21」はJR西日本の「e5489」およびJR九州の「インターネット列車予約」で発売している乗車の21日前まで購入の早期割引運賃です。以前(と言っても6年前)の記事で紹介した「スーパー早特きっぷ」は14日前まで購入でしたが、それより購入期…

小田原駅使用済印

きっぷを貰う時に押してもらう無効印や使用済印のデザインはJR各社でも扱いがまちまちです。 JR北海道・西日本・四国・九州は全社で統一したデザインの使用済印を使用していて、どの駅でもさほど違いはなく面白みはありません。JR東海は新幹線停車駅に…

豊予海峡横断きっぷ(別府港)

以前紹介した「豊予海峡横断きっぷ」ですが、宇和島運輸フェリーの別府港でも発売されています。JR九州は関与してなさそうだったので、どういうきっぷになるか密かに注目していました。 まず、別府港からこのきっぷを利用するには乗船前日までに別府港への…

岩出山駅無人化

今年のダイヤ改正前日の3月15日で陸羽東線・岩出山駅が無人化されました。私が学生時代に仙台に住んでいた時、2年ほどバイトで週1回岩出山に通っていました。仙台から鳴子温泉まで直通の快速「いでゆ」という土休日運転の臨時列車があって、それを利用してい…

はちおうじ号

はちおうじ号 種別:特急 区間:東京~八王子(下り:6本、上り:2本) 特急「はちおうじ」は平成13年12月から約17年続いた「中央ライナー」を特急に格上げする形で先のダイヤ改正で登場しました。運転日が平日のみなのは変わらずですが、車両はE353系に、運…

新神戸駅での特別下車

特定都区市内制度の「神戸市内」が適用される範囲はJR神戸線の甲南山手〜舞子間(支線の和田岬駅を含む)と山陽新幹線の新神戸駅です。新神戸駅は山と山の間に建設された駅で、他のJR線との接続はないものの、神戸市営地下鉄が市街やJR神戸線の駅とを結んで…

ほくほく線通過+トキ鉄連絡

北越急行(ほくほく線)は線内を特急「はくたか」が走っていた影響で、広範な連絡運輸の設定がありましたが、平成27年3月に北陸新幹線が開業し、在来線特急としての「はくたか」が廃止されると連絡運輸の範囲を大幅に縮小しました。 ほくほく線の六日町~犀…

南予観光きっぷ

「南予観光きっぷ」は松山~宇和島間の特急列車自由席が1日1,000円でフリーで利用できたきっぷで、昨年の11月〜12月の土休日に発売されました。昨年7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた南予地域の復興に向け、観光客を誘致するという目的で、愛媛県・JR四…

小倉行きつばめ

つばめ306号 区間:熊本→小倉 新幹線「つばめ」と言うと九州新幹線の列車なので、運転区間は博多~鹿児島中央間に収まるというのが一般的な認識だと思います。しかし、1本だけ例外があります。それは朝の通勤時間帯に熊本→小倉間で運転されている「つばめ306…

過渡期のあずさ回数券

過渡期のあずさ回数券 「あずさ回数券」は特急「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」の指定席が利用できる回数券です。 中央線特急の特急料金制度変更に伴って、今年3月15日で発売・利用ともに終了しました。 あずさ回数券発売・利用終了および払い戻し案…

名古屋駅桜通改札マルス

名古屋駅の「復路専用乗車券」の常備券が昨年の今ごろになくなったという報を耳にしました。 きっぷヲタ界のごく一部では大きな悲しみをもって迎えられました。もっとも、JR東海はJRグループの中で真っ先に手売りのきっぷを駆逐し、今では簡易委託駅にす…

秋田港

最近、地方の港で内外のクルーズ船の寄港が増えているようです。クルーズ船で朝到着して半日~1日停泊し、乗客はその間バスで市内へ行き観光や買い物を楽しみ、夜には出港するというパターンが多いです。市内にお金が落ちて地域活性化につながるため、積極的…

平成から令和へ記念★乗り放題きっぷ

今月の平成から令和への改元に際し、記念きっぷを発売した鉄道会社も多くありました。前回の昭和→平成の改元の際は天皇陛下の崩御に伴ったものだったので、記念きっぷなんて出るはずもありませんでした。 JR九州では管内全駅の入場券とバインダーがセット…

静岡DC伊豆フリーきっぷ

今年4月から6月まで開催されている「静岡ディスティネーションキャンペーン」(以下「静岡DC」)に合わせて3日間有効の「静岡DC伊豆フリーきっぷ」が4,000円で発売されています。 発売条件は「EX予約」もしくは「スマートEX」で豊橋~博多間の駅から、熱海・…

E653系おかえり号

E653系おかえり号 種別:快速 区間:水戸~いわき E653系は485系置き換えの車両として平成9年にJR東日本勝田電車区(当時)に配属されました。基本編成の7両×8本、付属編成の4両×4本が製造され特急「フレッシュひたち」として運用されていました。 平成24…

豊予海峡横断きっぷ

豊予海峡とは豊後(大分)と伊予(愛媛)の間の海峡です。陸路で行き来するとかなり大回りになるため、宇和島運輸フェリーが八幡浜~別府・臼杵間、オレンジフェリーが八幡浜~臼杵間、国道九四フェリーが三崎~佐賀関間のフェリーを運航し、船での往来が盛…