続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

小ネタ

ジパング割引の券面表記の変化

ジパング倶楽部割引(以下「ジパング割引」)のきっぷの券面を眺めていて、2つの変化に気づきました。 ①利用制限期間の表示 ジパング割引はGW・お盆・年末年始の超繁忙期に利用できない利用制限期間があります。それは会則や割引証にも明記されています。曜…

みどりの窓口でのカード処理方法変更

改正割賦販売法が2018(平成30)年6月より施行され、クレジットカード会社だけでなくクレジットカードの加盟店(ここではJRのみどりの窓口)に対してもセキュリティ対策が求められるようになりました。対面式の加盟店で実施すべきとされたことは大きく2つ…

東海道こだま自由席号車変更

今年3月のダイヤ改正で、東海道新幹線「こだま」の自由席号車の位置が変わりました。16号車が自由席になる代わりに7号車が指定席になりました。これまで11・12・16号車が指定席でしたが、ダイヤ改正以降はグリーン車を挟んだ7・11・12号車が指定席となりまし…

「話せる券売機」を使ってみた

JR北海道のオペレーター対応のMV50形端末の「話せる券売機」の設置駅が増えてきました。昨年1月に千歳・南千歳駅から設置が始まり、今年4月現在で道央圏の14駅に設置されています。 今までオペレーターの世話になるようなきっぷを買うことはありませんでした…

国会議員のきっぷ

国会議員は議員活動のためJRの無料パス(鉄道乗車証)が支給され、運賃や特急料金・グリーン料金が無料になるのは有名な話だと思います。これは「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」という法律に定められています。この費用は税金からJRグル…

サツイン

寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」のB寝台には1人用個室のシングルとソロ、1人でも2人でも利用できる個室のシングルツイン、2人用個室のサンライズツインの4種類あります。1編成(7両編成)あたりの部屋数はシングルが80室、ソロが20室、シングルツインが8室…

一日散歩きっぷ小変化

毎年4月~11月の土休日に発売される道央圏の「一日散歩きっぷ」ですが、2018年から2019年にかけて小変化がありました。 2018年版 2019年版 違いが分かるでしょうか?2019年版から新夕張から分岐する石勝線夕張支線がなくなっています。夕張支線はご存知の通…

ありえへん?乗車券

一見、普通の乗車券ですが勘のいい方はおかしなことに気づいたかもしれません。 発駅の山陰(嵯峨野)線・梅小路京都西駅は昨年3月16日に開業しました。また、着駅の片町(学研都市)線・東寝屋川駅は同じく3月16日に寝屋川公園駅に改称しました。なので、3…

総販システム機能縮小

昨年10月から消費税が8%から10%に上がり、JRグループをはじめとする鉄道会社の運賃・料金も値上がりしました。その中でJR北海道については増税分の転嫁に加え、赤字分の補填のための値上げも行いました。初乗り乗車券と入場券は170円から200円と30円の…

禁煙喫煙の表記

きっぷの券面には禁煙車かそうでない喫煙可能な車(ここでは便宜的に「喫煙車」と表現します)がわかるよう表記されています。 禁煙車 喫煙車(表記なし) かつてはこのように禁煙車のきっぷには「禁煙席」と印字されていましたが、喫煙車については印字があ…

かいじの号数

特急「かいじ」は昭和63(1988)年の登場以来なぜか号数が100番台でした。理由は定かではありませんが、おそらく「あずさ」が1番台から始まっていたので、それと区別するためにそうしたんだと思います。 昨年3月のダイヤ改正までは「かいじ」は101号から始ま…

MV50のICチャージ機能

MV50型の指定席券売機はJR全社で採用されています。全社で採用されたのはおそらく顧客操作型の券売機では初めてです。2020年2月現在でJR複数社で導入された実績のある端末の導入状況はこんな感じだと思います。 会社 MV10 MV30 MV35 MV40 MV50 MV60 転写…

釧路町ふるさと納税

ふるさと納税の季節がやってきました。ふるさと納税は通年で受け付けていますが、あるサイトでは3割が12月に集中するんだそうです。 北海道釧路町のふるさと納税に「くしろ湿原ノロッコ」運転開始30周年を記念して、ノロッコに釧路~釧路湿原間往復乗車し、…

羽沢横浜国大フライング

11月に入って「休日おでかけパス」を利用した時のことです。明日11月30日に開業する羽沢横浜国大駅がフライングして反映されているという情報を仕入れていたので、実際に買って確認しました。 確かに11月3日発売分で開業前の羽沢横浜国大駅が路線図に反映さ…

JR東海の指定席券売機サービス拡充

今年6月からJR東海の5駅で、指定席券売機の機能拡充が行われました。5駅の内訳は既存の指定席券売機に対して改造を行った駅が3駅(名古屋・勝川・四日市)と新設した2駅(桑名・中津川)です。 機能拡充とは既にJR北海道で行われているような指定席券売…

乗車駅証明書磁気化

消費税増税による運賃改定を前にして、JR東日本の新潟支社管内の無人駅に設置されている簡易券売機が撤去され、きっぷを発券する機能がない乗車駅証明書発行機への置き換えが進んでいます。 ざっくりメリットデメリットを挙げてみます。 【メリット】 現金…

スーパービュー踊り子グリーン個室

特急「スーパービュー踊り子」に使用されている251系はバブル華やかりし頃の平成2年4月に運転を開始し、まもなく30年になります。既に走っていた185系の「踊り子」と区別するために、全車指定席で自由席はなく、割高なA特急料金が適用されています。 スーパ…

四ツ谷停車かいじ

先の3月のダイヤ改正まで、下り1本だけ中央線・四ツ谷駅に停車する特急「かいじ」がありました。四ッ谷21:53発(東京21:45発)の「かいじ121号」がそれでした。 かいじ121号通過の旨の掲示:四ッ谷駅 2019/3/8 四ッ谷駅は東京メトロ丸の内線や南北線と接続し…

回数券の印字3

タイトルは3となっていますが、1・2はいずれも8年前の記事です。見てみようと思った奇特な方は以下参照されたし。 いずれの記事もマルスで発券された運賃のみの在来線の回数券を自動改札機に通過した際に回数券に印字がされるというものでした。こんな記事を…

JR九州アプリチャンス

昨年12月~今年1月にかけて、JR九州アプリからJR九州インターネット列車予約サービスを利用した人に対し、「JR九州アプリチャンス!」というキャンペーンを実施しました。 コース 賞品 予約回数 予約金額 当選人数 A賞 九州新幹線800系の座席 3回以上…

北海道の硬券入場券

JR北海道の有人駅ではB型の硬券入場券を売っている駅があります。一時期完全に姿を消していたんですが、6~7年前から道東・道北の駅を中心に見かけるようになりました。 硬券の印刷コストを高めに見積もって1枚20円だとすると、入場料金170円からの差し引…

伊勢鉄道特殊連絡乗車券

伊勢鉄道のローカル列車はワンマン運転で、1往復の玉垣発着の入出庫便を除きすべて四日市~津間の運転で、JR線(四日市〜河原田間)に乗り入れます。 伊勢鉄道のローカル列車(左):津駅 2016/3/25 ワンマン運転なので、運賃の支払いは車内で行います。こ…

きっぷをなくした時~実践編~

私のtwitterを見ていた方はご存知だと思いますが、GWの旅行中にきっぷをなくしました。きっぷヲタがきっぷをなくすなんて情けない限りですが、有事の際の参考になればと思い、記憶が新鮮なうちに記事に仕込んでおきます。 5月5日朝4時。私は鳥取県倉吉市に泊…

平成→令和改元の旅

豊肥本線に平成という駅があります。熊本駅のすぐ次の駅で、改元を前にちょっと有名になった感があります。 平成駅駅名標 平成駅は平成4年に無人駅として開業しました。周辺の宅地開発の進展に伴って利用客が増え、平成18年に有人化されています。所在地は熊…

中央線の座席未指定券

先の3月16日のダイヤ改正で中央(東)線特急が全車指定席化され特急料金体系が変更されました。自由席がなくなる代わりに指定席の特急券と同額の座席未指定券が発売されるようになっています。 こちらがマルスで発売された座席未指定券です。乗車日の右に「…

北陸おでかけパス85mm化

昨年、3年ぶりに「北陸おでかけパス」を利用したんですが、長く120mm券だったのがついに85mm化されたことに気づきました。これでようやく自動改札機に通せるようになりました。 このフリーエリア内の自動改札対応駅は両端の長浜・直江津の2駅だけでしたが、…

特急回数券乗り遅れ時の扱い

乗車券と特急券がセットになった指定席タイプの特急回数券で、予め指定を取ったものの乗り遅れた場合、どういう扱いになるか? 答えは券面に記載されているとおり、指定した当日中であれば後続列車の自由席が利用できます。グリーン車用の回数券でも原則自由…

あずさ・かいじ全車指定席化

昨年末、JR各社から今年3月16日ダイヤ改正の概要が発表されました。中央線の特急は「スーパーあずさ」を廃止し「あずさ」に統合するとともに、「中央ライナー」および「青梅ライナー」の特急化が盛り込まれていました。 E353系のスーパーあずさ23号:高尾…

鎌倉・江ノ島パス英語版

7年前に「鎌倉・江ノ島フリーきっぷ」から「鎌倉・江ノ島パス」に改悪されてめっきり使うことがなくなりました。今の「鎌倉・江ノ島パス」はエリア内でしか発売しないのが痛いです。 私は9年前まで鎌倉市民でした。最近の鎌倉江ノ島界隈はいつ行っても観光客…

ばんえつ物語区間短縮

昨年まで新潟~会津若松間で運転されていた快速「SLばんえつ物語」号ですが、今年の運転から新津発着に短縮されました。平成11年の運転当初から平成13年までは新津発着だったので、16年を経て元に戻ったことになります。 SLばんえつ物語号:信越線・亀田 201…